今回はライブドアブログでの初めてのブログ更新。以前は2008年10月から2019年2月まで10年以上の間ヤフーブログでウツボカズラ栽培を始めその他趣味の記事を書いていたが、当時流行でブログをやっていた利用者達は次の流行りのFacebookやTwitter等のSNSに興味が移り、利用者や訪問者が減ったヤフーブログはサービス終了へと追い込まれた。
去年閉鎖直前のヤフーブログから辛うじてライブドアブログに移転はしたものの、複数の理由が重なってその後1年8か月ぶりのブログ更新となってしまった。 ブログ更新が滞った理由として先ずはブログの価値があまりにも低いという事。10年以上も書き溜めた記録も一瞬にして消えて無くなってしまうというブログの安っぽさ。引越先のライブドアブログでまた書いてもまたサービスが終了したら消えて無くなってしまう。それに、以前書いたヤフーブログ記事にはブログ内でリンクを多用していてそれらは私のホームページ『袋』ともリンクしていたが、転移先のライブドアブログではそれらのリンクが全て使えなくなってしまい、10年以上溜まったブログ記事に貼られたリンクの貼り直しを考えると前に進む気が萎えてしまった。また以前のブログは訪問者達との交流が盛んで1記事に質疑応答コメントが100件を超える事が多く中には200件を超える事もあり、その内容はブログ記事よりも濃厚な情報源になる事もしばしばあったがそれらのコメントは引き継げなかった。そして引っ越したライブドアブログでは勿論だがヤフーブログと書き方が違い、それに戸惑いなかなか新しい記事を書く気が起らなかった。それともう一つの理由は2018年から家庭内で色々あり植物どころじゃないと云うか趣味に感ける心的余裕が無くなってしまい、その結果、高山生温室は1年以上自動潅水のみの放置栽培になってしまい温室を閉ざしてしまった。自動潅水が届かない鉢はドライアウト、直接シャワーがかかる鉢は根腐れしてしまい沢山の株を失ってしまった。そして低地生温室は暖房の灯油が切れていた事にも数日気づかずN.ampullariaやN.rafflesiana、そしてそれらの交配種が全滅してしまい壊滅的な状況になってしまった。
ヤフーブログ終了、母の死、植物の大量枯死等々が原因でブログを続ける気が無くなったが、その間も色んな恩師や後輩たちから応援され続け、甘えてばかりじゃいけないとブログ更新を決めた。
最初は趣味のウツボカズラ栽培の成長記録として始めたブログだったが、気付けば沢山の
先輩や後輩達と繋がりを持てる場所になっていた。
去年閉鎖直前のヤフーブログから辛うじてライブドアブログに移転はしたものの、複数の理由が重なってその後1年8か月ぶりのブログ更新となってしまった。 ブログ更新が滞った理由として先ずはブログの価値があまりにも低いという事。10年以上も書き溜めた記録も一瞬にして消えて無くなってしまうというブログの安っぽさ。引越先のライブドアブログでまた書いてもまたサービスが終了したら消えて無くなってしまう。それに、以前書いたヤフーブログ記事にはブログ内でリンクを多用していてそれらは私のホームページ『袋』ともリンクしていたが、転移先のライブドアブログではそれらのリンクが全て使えなくなってしまい、10年以上溜まったブログ記事に貼られたリンクの貼り直しを考えると前に進む気が萎えてしまった。また以前のブログは訪問者達との交流が盛んで1記事に質疑応答コメントが100件を超える事が多く中には200件を超える事もあり、その内容はブログ記事よりも濃厚な情報源になる事もしばしばあったがそれらのコメントは引き継げなかった。そして引っ越したライブドアブログでは勿論だがヤフーブログと書き方が違い、それに戸惑いなかなか新しい記事を書く気が起らなかった。それともう一つの理由は2018年から家庭内で色々あり植物どころじゃないと云うか趣味に感ける心的余裕が無くなってしまい、その結果、高山生温室は1年以上自動潅水のみの放置栽培になってしまい温室を閉ざしてしまった。自動潅水が届かない鉢はドライアウト、直接シャワーがかかる鉢は根腐れしてしまい沢山の株を失ってしまった。そして低地生温室は暖房の灯油が切れていた事にも数日気づかずN.ampullariaやN.rafflesiana、そしてそれらの交配種が全滅してしまい壊滅的な状況になってしまった。
ヤフーブログ終了、母の死、植物の大量枯死等々が原因でブログを続ける気が無くなったが、その間も色んな恩師や後輩たちから応援され続け、甘えてばかりじゃいけないとブログ更新を決めた。
最初は趣味のウツボカズラ栽培の成長記録として始めたブログだったが、気付けば沢山の
先輩や後輩達と繋がりを持てる場所になっていた。
14th Aug.2015 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
栽培は難しく感じた事が無く、成長がとても早く夏季の暑さの中でもどんどん捕虫嚢を展開してくれる。
20th Sep.2015 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
23th Jun.2016 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
5年前、栽培の気難しさは感じさせず生育抜群で交配種の如く育つ。鉢は3号鉢で軽石とヘゴチップと黒土に植え込んでいる。暑い真夏でも袋着きは抜群であった。
23th Jun.2016 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
2016年6月、4年前の捕虫袋。まだ小さいが見慣れたキナバル山系のN.rajahと比べると違和感を感じる捕虫袋である。 画像では判らないかな。 本個体の捕虫袋は黄色い事が多いが画像の様に赤っぽくなる事もあり、また緑っぽい時もある。なかなかの面白い個体である。
10th Jul.2016 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
2016年6月、時々緑色の捕虫袋を着ける。 緑の捕虫袋を着けるN.rajahなんて素晴らしい! このまま成長させて緑色のボンネット! 考えたらワクワクするね。
10th Jul.2016 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
この個体がもっと小さな頃は捕虫袋の蔓部分が毛深く、捕虫袋もかなり丸かったのでN.x kinabaluensisで間違いないと思っていたが大きく成るにつれてN.rajahっぽくなってきた。ただし育成はかなり簡単でミドルクラスの高山種ハイブリッドの様な感じで育ってくれる。
17th Jun.2017 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
2017年6月の植物体。植え込んで5年ほど経つが一度も植え替えておらず鉢も3号鉢のまま。 草体も小さい。タンブユコン産のN.rajahはキナバル山系に比べると植物体が小さいが、それはタンブユコン自生地のハードな環境なのか、それとも過去にN.villosaやN.x kinabaluensisを飲み込んだ個体群なのか。 ただしこの栽培品の場合は何年も植え替えられず小さな3号鉢で閉じ込められていたことが原因だと思う。
3rd Aug.2017 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
2017年8月の捕虫袋。草体の生育は早いけど、やはり鉢が小さいからか草体も小さいし捕虫袋も大きくならない。 でも捕虫袋は流石に"ネペンテスの王様"らしくインパクトは凄いしキナバル山系には無い独特の形と色彩は栽培者に至上の喜びを与えてくれます。
4th Jun.2017 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
4th Jun.2017 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
私も含め栽培品として誰もが知ってるのN.rajahといえBEのクローンや山田食虫植物農園が30年以上維持されているトーマスアルト・クローンといったキナバル山系だろう。キナバル系のクローンと比べると本個体の相違感は大きく趣味家としては熱く興奮するものが大きい。 そう云えばドイツのウィスツバ氏由来2クローンの栽培品のアダルト株はおろか中株でさえ見た事がないがウィスツバ氏由来2クローンはどう見てもタンブユコン由来の個体群に見える。 ここでは多くは語るまい。
19th Jul.2019 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
去年6月の植物体。2018年初夏頃から2019年の秋頃までミストシャワーの自動潅水タイマーの調整を行わず朝6時頃~夜7時まで水浸し状態だった。多くの株が根腐れで枯れてしまった。 しかしこの鉢はあまり傷まなかった。 ずっと窮屈な3号鉢で可哀想なので8号鉢に植え替えてあげた。前回植替えてから約7~8年ぶりの植替えとなった。
21th Jul.2019 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
去年6月の捕虫袋。明るい日の撮影ならもっと綺麗に撮れたんだけどな。 N.rajahの黄色い捕虫袋なんて最高に痺れる。 早く黄色いボンネットを見てみたいと想う。 もっと早く鉢増しするべきだったが後悔先立たず。 反省。
21th Jul.2019 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
今年6月の捕虫袋。少し赤みが強いが相変らずきれいな袋だ。 しかしボンネットに成らず袋のサイズも小さい。 株も結構伸びてしまったしボンネットは無理っぽいかな。
5th Oct.2020 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
今年10月、先日の植物体。かなり伸びてしまった。 鉢増しするのが遅かったと想う。
この先は徒長が始まり上位袋に移行するのかな? ボンネットは脇芽更新するまでお預けかな。 でもキナバル山系の真っ赤なN.rajahでも上位袋になると緑っぽい袋になる個体があるので、この個体の場合明るい緑の上位袋になるかも。それはそれで楽しみ。
この先は徒長が始まり上位袋に移行するのかな? ボンネットは脇芽更新するまでお預けかな。 でもキナバル山系の真っ赤なN.rajahでも上位袋になると緑っぽい袋になる個体があるので、この個体の場合明るい緑の上位袋になるかも。それはそれで楽しみ。
5th Oct.2020 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
今年10月、先日の捕虫袋。 曇ってる時の写真はつまらないな。 ボンネット見たかったなあ。
5th Oct.2020 Nepenthes rajah - S.G / G.Tambuyukan #1.
物足らないサイズ。 来年は徒長してしまうのか、株が粘ってボンネット型蓋の大きな袋を作ってくれるのか・・・ 楽しみ。
コメント
コメント一覧 (20)
濃密なコメントの喪失やリンクができないのは想定はしていましたが、やはり寂しいものですね、、、
中村
がしました
かつてはsurfaceさんのブログを上から下までコメント欄まで何度も読み返して色々勉強させて頂きました!
再出発という事で今後もお忙しいかと思いますが、また色々勉強させて頂きます!
よろしくお願い致しますm(__)m
中村
がしました
私も同産地を可愛がっていましたが初夏に失ってしまいました。(涙
我が家にいた株も丸みがあり大口で普通のラジャとは違いました。本当にこの産地のラジャは面白いと思いました。この産地は機会があればもう一度触りたいです。
現地のラジャもやはりバラエティ豊かなんでしょうね。
この個体もとても素敵です。
新しいブログは使い勝手が慣れませんね。私も、おっくうになってます(笑)
中村
がしました
中村
がしました
栽培歴3年目の初心者ですが
surfaceさんのブログのファンです!
貴重なネペンテスの情報を
共有していただいて
本当に感謝しています。
とくにエドワードシアナ、ハリアナのページを
かなりヘビィにリピートしているのは
私ですm(_ _)m
しかしtambuyukonのrajah!
こんなrajah見たことないです!
明らかに感じるvillosaの因子!
そしてそれを難なく育てられてしまう(ほぼ放置でも)
栽培環境と栽培レベルの高さに脱帽です。
凄すぎる!
まさにレジェンドです。
ぜひオークションも参加してみたいですが
これは相当な覚悟を持って
望まないと厳しいでしょうねσ(^_^;)
次回の更新も楽しみにしています!
今後も我々を導いてください!
中村
がしました
ブログの再開嬉しい限りです。
集会等にはいかないし、SNSもやらないのでsurfaceさんの消息がわからず、心配していました。
再開第一弾、ラジャですね。以前のブログも新年最初はラジャだったと思うので、いろいろ思い出しました。
記事の内容はもちろん、コメント欄のやりとりで(ほかの方も含めて)栽培の基本や価値観の向上、自生地の様子を
教えていただいたことが、今もネペンテス栽培を続けられる大きなモチベーションになっています。分譲していただいた
キングクリムゾンや、ベントリは8年目になりました。
このラジャは同一株と思えないほど、袋のバリエーションが面白いです。surfaceさんの推察力、読ませる力は相変わらず
抜群です。
お体に気をつけて、ゆっくりやってください。次の更新も楽しみにしています。
中村
がしました
今更ですがこの個体はキナバルエンシスでは?と素人ながら思っています。
クロスすると母親側が優勢遺伝し易いそうです。この個体はラジャ×ビロサのキナバルエンシスかもと思っています。
一般的な標本のザ・キナバルエンシスはビロサ×ラジャの逆クロスの可能性もあるそうです。
ラジャの花粉は最大10キロ飛ぶらしく、その為ラジャの交雑種は多くなり易い様です。
真相は神にしかわかりませんが本当に珍しいラジャで素敵です。
中村
がしました
用土に関しての質問です。こちらの記事の用土を真似しようと思いましたが、ヘゴチップはネットを含めてどこにも売っておりませんでした。どうやら品薄なようです。
もし代用するならば、なにになりましょうか。
お知恵をお貸しください。
tweeterにてログインするのも難しいとおっしゃってたので、お返事はいつでも構いません。
よろしくお願いします🙇
中村
がしました