
Platycerium madagascariense / I Love Ferns Shop
with 幼き日のチーコ♪ 2010・6・27
この夏も無休で働いてるZE! 何かこの2、3日間は連休だったらしいけど関係ないねゑ~♪
けどねゑ、パソコン2台が壊れて修理。 ついでにOSをビスタからセブンと云うのに入れ替えてもらって、念願の
ホームページビルダーもインストールしてもらったYO!
そして作業車が連続して故障で立て続けの修理。 新しいファミリーカーも買ったので来月から新たなローンが発生する。 嗚呼、何時になったら生活が楽になるのであろうかかかかか=3=3=3

Platycerium madagascariense 2010年 6月27日
今から2年程前の草姿。 瑞々しく青々としたワッフルの貯水葉を展開中の綺麗な植物体♪
本個体は2009年の春頃にタイの I Love Ferns Shop よりとても小さな苗を導入したものの一つ。
輸入後すぐに貯水葉が腐り始めてもう駄目かと想ったがなかなか強靭ですぐに成長を始め大きく成った。

同じく2010年 6月27日の草姿
リゾームが綿棒の先程しか無い様なとても小さな苗であったが約1年と2ヶ月程でココまで育ち立派な胞子葉を展開する様になった。 この頃から胞子も出す様になった。
本体とヘゴ板を繋ぐマテリアルは一切使用せておらず直接ヘゴ板へマウントしている。 また肥料は一切使用していない。

2010年 7月10日 貯水葉の拡大画像
本種最大の特徴であり魅力的なワッフル。 他種とは一線を画する深い凹凸の貯水葉だ。

2012年 7月4日 今年初夏の様子。
上の画像から約2年後。 通年成長が止まる事なく順調に胞子葉と貯水葉を展開しているが余り大きくなった感じがしない。 本種はミニマム種なのであろうか。
本種の事を調べても詳しい記述が何も無く、自生地の野生個体の画像を探しても見つからない=3=3=3
育成法を少し改善する事にしてみた。 今年の夏から肥料を添加し、ボリュームを増す為に貯水葉の間に
少しだけミズゴケを差し込んでみた。

同じく今年2012年 7月4日
なかなか大きな胞子葉を出す様になってきた。 私はビカクシダの栽培が下手くそで枯死に至らす事は無くとも
なかなか上手く作りこめない。 ビカクシダは種により産地の気候が大きく違い種毎に水加減が難しいのである。
水を遣り過ぎるとスグに腐るし、乾かし気味で作ろうと様子を見ていると突然ドライアウトしてしまうのである。
過湿や乾燥でリゾームを傷めると株は途端に小さくなってしまい復活させるのにとても時間が掛かる。
この水加減をなかなか掴む事が出来ないのである。 しかし本種はとても水を好みヘゴ板が常に濡れている様な状態であれば問題無く育つ。 逆に乾燥させると即刻アウトである。
本個体と一緒に導入した別個体も在ったのだがそちらをマウントしているヘゴ板はなかなか水を吸収せず、
充分に水を吸わせても保湿力が低いマテリアルであった。
その為に毎朝バケツに水を貯めて草体ごとヘゴ板をドブ漬けしても夕方にはカラカラに乾燥するので個体の成長が緩慢であった。 しかし夏のある日忙しくてたった1日水やり(ドブ漬け)をサボっただけでドライアウトで
枯死してしまった。 本種栽培のポイントはリゾームを決して乾かさない事である。

Platycerium madagascariense / マダガスカル・ヴォヒマナ保護林
珍しい自生地の野生個体画像。 沢山群生して見応えのある立派な株だ。
自生地では常に雨が降っている様な場所だと云う。 やはり本種は乾燥を嫌うのである。
他にも自生地での本種は必ずと云って良いほど Cymbidiella pardalina と云う蘭と共生していると云う。
互いに何か必要なものを持ち合わせているのであろうか。
私も上記の蘭と共生させて本種を作ってみようと考えたが欄の草姿と花が余りに無様であった為に取りやめた。

今年20120年 7月8日
どんどん成長を続けるマダガスカリエンセ。 この夏を越し導入してから約3年と半年が過ぎた。
今後どの様に育ってくれるのであろうか。

2012年 9月17日
海外出張から帰国してみると植物体が少し傷んでいた。 現在は新しい胞子葉と貯水葉を同時に展開中であるが先端が焼けた様に痛んでしまっている。
出張中は水遣りが出来ないので温室内の高山性種エリアに保管していた。 高山性種エリアは常時雨が降っている様な感じで、夜間は冷房機器が稼働し室温がかなり下がる。
ちょっと寒すぎたのかな?
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