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 画の Nepenthes lowii x ventricosa-red が伸びたので挿し穂を作る事にします。
随分前から色んな方から私の挿し木増殖のプロセスを教えて欲しいと云われていたので今回の挿し穂作りを記事にしてみる事にする。
ネペンテスの挿し木増殖の方法は栽培家によって微妙に違います。今回は surface流と云う事で f(^_^;
 
 私が挿し木増殖するのに気を付ける事は以下の3つです。

1.季節。 低地性種なら4月~梅雨前までの間。高山性種なら10月~12月。
低高種の形質の配慮に加え、空中湿度を確保し易い時期でもある。
  
2.殺菌の徹底

3.良く切れるハサミを使う。

以上。 簡単な事だけどこの3項目を一つでも怠ると成功の確率が随分と下がる。



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 園芸用の殺菌薬類。 今回は「ダコニール 1,000」を使用する事にする。
以前は薬を使わないで挿し木をしていたが、すぐに切断面がカビてしまい失敗する事が多かった。
挿し木増殖失敗の1番の要因が菌類によるものである。薬を使用してからは挿し木増殖が9割以上の成功率になった。
私にとっては非常に重要なアイテムである。


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 使用するハサミは良く切れ、力が強い物を使用する。
勿論 使用前に殺菌薬等で充分消毒を施す。
ネペンテスの茎は見た目と違ってとても固い。 普通のハサミでは中々切断出来ず切り口を傷つけてしまう。
切断面がガタガタになったり切断部の茎が割れてしまうと後に菌類が付き易くなり失敗の原因になる。
 切断部は葉の付け根下部を葉が生える角度と逆に斜めに切り落す。 
斜めに切るのは切断面積が多くなり沢山の水を吸えると云うのと根が多く生えると云う理由。


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 挿し穂は30分~1時間ほど水に漬けて充分水分を吸わせますが、私はこの工程でも殺菌薬を希釈倍数500~800倍の強めにした薬液に漬け込みます。
ネペンテスは薬に強いので濃い希釈倍数の薬液でも問題ありません。
 是で挿し穂の準備は完了です。後は鉢に挿すだけですが、この時点で友人等に送りたい場合は切断部に薬液が染込んだミズゴケを少し巻いて上からキッチンペーパー等で保護してやり、乾燥しない様にフリーザ・パックの様に密封出来る袋に少しの薬液と一緒に入れて送る様にする。
挿し穂はかなりの量の水分を必要とするので乾燥してしまうとOUT!


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 私は鹿沼土に挿す。 この時も用土の消毒を兼ねてタップリの薬液を与える。
後は水を切らさない様に注意して、1週間~10日後に再び薬液を与えると充分だ。
ポイントは切断面が受け皿の水に浸からない様にして(鹿沼土を導線としてステムの切断面が水を吸う様に)、充分な空中湿度があれば発根が早くガッツリと根を出します。
早ければ1ヶ月も経たない内に脇芽を出しますが、この時はまだ動かしてはいけない。
3~4ヶ月後、充分 発根してから受け皿から鉢を出して其のまま通常管理に移行させると植物体への負荷が少なくて良い。
ネペンテス挿し木は「水挿し」もあるが私的にはカビる事が多く鉢上げ時に植物体にストレスを与えるので現在は「水挿し」を全くしない様になった。
その他 ミズゴケに挿すのが一般的だが、私は「ミズゴケ挿し」は決してしない。
鉢上げ時、挿し木の根がまだか弱いのでミズゴケを剥がす事が出来ず、ミズゴケの廻りに用土を足す感じで鉢上げする事になるのだが、このミズゴケが数年後根の内部に食い込み取れなくなってしまい、おまけに腐敗したりするので植物体に打撃を与えてしまう事になるのである。
私はミズゴケが本当に嫌いである。



             

             チ  ー  コ  ♪  の  七  五  三

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 先週の日曜日 私の母と家族で大阪の住吉大社に行ってきました♪
少し曇っていましたが暖かい日で良かったです。 沢山の人で賑わっていましたYO~♪

             
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 チーコ♪を初めみんなウキウキでした~(^~^ov

 
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 O太。 景色を撮ろうとしたらO太が近づいて来ます。 ご機嫌ですNE♪


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 チーコ♪ チーコを撮ろうとしたらスグにO太が割って入って来ます。。。
なかなか想うように撮影出来ません=3=3=3

 
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 チーコ♪ 
とぼけた顔をします。 内心は嬉しくて仕方ないのですが照れているみたいですね~。
この時、O太は母に捕まえられております。


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 O太。 何て無垢な目をしているのでしょう。 可愛いなぁ♪


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 チーコ♪ 可愛いね、今日のチーコ♪の晴れ姿を忘れないからね!

この後 家族で餃子の王将に行ってガッツリ食べました!