Nepenthes xtrusmadiensis ( N.lowii x N.macrophylla )
去年の春に山田食虫植物農園にスリランカのBorneo Exoticsより輸入して戴きましました。

 ボルネオ島トラスマディ山( Mt.Trus Madi )の種小名を冠する本種は N.lowii のラッパ口と N.macrophhylla
ギザギザ口の両方のシヴイ所を持合せた巨大袋で、名前に恥じない立派な袋を付ける自然交配種です。
また、色々な人工交配種の片親として使われていて、本種は最も有名な自然交配種といえるでしょう。


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 袋~。小さいですが僅かに特徴が出てる?!
去年の夏に失ってしまった N.macrophylla の幼苗の袋にソックリ^^;

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 現在の植物体。早い、早い!
驚きの成長速度です。
 
 ↓ 8 ヶ 月 前 ↓
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 去年の6月の様子 
去年の夏の「温室内50℃事件」と「コナダニ事件」を何事も無かったように驚きの速度で成長しています。 
高山種同士のクロスなのに高温に対する耐性が非常に高く、強靭な種ですね!



本種が自生するトラスマディ山の標高3,000m付近は日中は30℃、夜間は0℃という環境だそうです。
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 N.xtrusmadiensis
トラスマディ山のWILD個体(画像お借りしました)。
シッヴゥ~!!! こんな感じで着生してます(両親ともほぼ着生種)。
近くで見たらその大きさに圧倒されるでしょうね!!!
鮮やかな赤い唇にクリムゾンな袋体の色と形がサ・イ・コ・ウ!!

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 N.xtrusmadiensis 山田食虫植物農園 所有の個体( Exotica Plants )。
是は現地由来の個体で大きくて色彩が綺麗! E.Pのオークションで $ 1,800.00-だったらしいです><。
蓋が開いて間もない袋ですね。まだ色も薄いですが、なかなかフルーティーでキレイ!
此の後、蓋が大きくなり、唇が真っ赤な赤黒い袋になるんでしょうね~^^。


私の処の個体がどんな感じになるか楽しみです!

本種は非常にカッコEEEのですが手に入らないのが残念です。
私も探し始めてから入手するまでの2年間、探し廻りました~~~。。。
E.PやB.Eのリストも常に売切れ状態で(現在も).....
山田さんの特別分譲で出された時は飛びつきましたYO!
アレから長い間、未だに販売されているのを見かけません(泣)。 
ただ1個体だけが山田さんの「特殊分譲」で今も販売されていますが、挿木苗で12万円.....。

もう少し出回ってくれてもEEのにな~。。。
E.Pの個体も欲しいしドイツの A.Wistuba氏の個体に、B.Eの clone1 も欲しい。
色んなファームの個体差を見てみたいからね!

まだ小さな苗ですが勢いがEEので、早くアダルトに成長させて増殖したいですね!